カテゴリ:
IMG_1918
BALLANTINE'S
Aged 30 Years
Very Old Scotch Whisky
1980's
43% 750ml

グラス:サントリーテイスティング
量:15ml程度
場所:BAR飲み(BAR GOSSE)
時期:不明
評価:★★★★★★★(7)

香り:焦がした麦芽やカラメルソースのような、甘くビターでスモーキーな香り立ち。徐々にエステリー、りんごのコンポートや熟した洋梨、ほのかにママレード。多層的で華やか、アルコールも立っており状態は良い。

味:リッチなモルティーさと熟成感を感じるまろやかな口当たり。ボディーはミディアム程度からやや軽め。ほろ苦い麦芽風味、リンゴのカラメル煮、アーモンドナッツ。甘さと華やかな熟成香が鼻に抜けつつ、内陸系のピートがじわりと舌に染み込む。
余韻は程よくウッディーでドライ、存在感のあるスモーキーフレーバーと砂糖漬けのオレンジピール。


そう言えば掲載していなかった、バランタイン30年の特級時代末期リリース。
ラベル表記等から、おそらく1987年、1988年頃のボトルではないかと推測される1本。ちょっと前まで家飲みしていたボトルで、まあ当時7万円とかしたボトルが良い時代を満喫させてもらいました。

1980年代後期、この頃のバランタインはスタンダードはもとより、17年でもかなり力を落としていますが(モノによってはちょっとした事故も・・・)、30年は別格です。
多層的でふくよか、未熟感もグレーンの薄っぺらさもない、熟成したハイランドの華やかなモルティーさは当時のミルトンダフ由来でしょうか。
蒸留時期は若くても1950年台後半、その他にもバルブレアやグレンバーギーなどの内陸系が中心と思われる構成で、じわりと染み込んでくるピートフレーバーが、これだよ、これぞスコッチだよという気持ちにさせてくれます。

IMG_1919
現行品の30年も同様に華やかでフルーティーなんですが、ボディーの薄さは如何ともしがたく。まあそれこそ疲れて帰ってきて、家でガブガブ飲むには最高なんでしょうけど、そんな気楽に飲める値段じゃないっていう。

見分け方は今更書かずともとは思いますが、バランタインはロゴの色やネックのデザインなど統一的な見分け方はあるものの、ファイネスト、12年、17年、30年でそれぞれ独自の遍歴があるのが特徴です。
30年については1980年前後で一時グリーンボトルの時代があり、それを挟むようにブラウントールボトルが採用されています。
60年代、70年代はブラウンボトルで、赤白紋章、及び青赤紋章。1980年前後のグリーンボトル時代はロゴの色が青黄色なので、この時点でもう迷うことはありません。

先に投稿しているように、バランタイン30年は1960年代、70年代、80年代と、どれもブレンデッドとして素晴らしい出来栄えで、まさにThe Scotchの名に相応しいブレンデッドウイスキーです。
スコッチウイスキーに興味がある方は、バランタイン系列の長期熟成は是非試して欲しいですね。