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昨年8月末、愛好家の阿鼻叫喚の中で余市と宮城峡のラインナップリニューアルが行われ、現在の熟成年数表記なしのNA仕様に切り替わってから1年。 この余市と宮城峡に再びラインナップ整理の動きがあるようです。

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画像引用:http://beer.asahishop.net/whisky/ym_minibottle/index.php

現在、余市、宮城峡はそれぞれ700ml、500ml、180ml、50mlが販売されていますが、 2016年8月末をもって500ml、180ml、50mlが終売。
700mlのみのラインナップになるという情報が、信頼できるウイスキー仲間経由で入ってきました。 

ミニサイズは売れなかったのか、それとも原酒をを700mlに集約するためか・・・。
あるいは昨年のリニューアルは、実質的には値上げに近いラインナップ整理だったので、お試し用に500ml、180mlなどを用意していたものの、1年経過してもう役目を終えたと判断したのか。
同じ原酒量を捌くにしても、作る種類は少ないほうがコストは減りますから、いろいろ合理的な判断あっての整理なのかなと感じます。 


ちなみに竹鶴の17年と21年は出荷調整中で、年2回しか生産していないという状況なワケですが、今回のラインナップ整理で原酒がまわせるかーなんて一瞬でも考えてしまった自分は愚か者。
今の余市と宮城峡のNAに17年OVERがまとまった量使われている。。。わけがないですよね。

ニューリリースの話も聞かないし、限定品リリースの話もない。
昨年の余市ヘビーピーテッドのような限定品を1年に1本は出して欲しいかったのですが、今年のジャパニーズはクラフト業界が盛り上げているものの、大手2社は値上げ以外の話題のない、寂しい1年になりそうです。
せめて今回の話が、ニューリリースに向けた布石なら良いのですが・・・。