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SPRINGBANK 
Campbeltown Single Malt 
Aged 10 Years 
2005's 
350ml 46% 

グラス:創吉テイスティング
量:30ml以上
場所:自宅
時期:開封後1ヶ月程度
評価:★★★★★(5)

香り:蝋のようなクセを感じる香り立ち。サルタナレーズン、塩気、徐々にサトウキビのような植物感やおかきのような香ばしさのある。癖は強いが複雑なアロマはいかにもスプリングバンクらしい。
加水するとモルティーでレモンクリームのような甘みにほのかな土っぽさ、バランスが良くなる。

味:歯磨き粉のような人工的な甘さを感じる麦芽風味、ブラウンシュガー、焦げたパン。徐々にほろ苦い焦げたようなピートとウッディーなえぐみが盛り上がってくる。余韻はドライでビター。加水すると人工的ニュアンスが軽減され、香り同様にバランスが良くなる。


スプリングバンク10年、現在販売されているボトルの1世代前に該当するのが今回のテイスティングアイテムです。
フレーバーの厚みや強さは現行品以上にあるものの、香味には蝋や歯磨き粉を思わせるような癖も強く、飲み手を選ぶ印象だなぁというのが第一印象。実際先日の持ち寄り会では、ノージングした瞬間に「ウッ」と漏らす方が何人か居ました。
個人的な印象としては、これなら現行品のほうがバランスが良い仕上がりとは感じます。

一方で、そうした癖を除いて全体の厚みや複雑さ、時間での変化は旧ボトルのほうが見るべきところがあり、この辺は一長一短だなと。
グラスの違いで印象もだいぶ変化があり、サントリーテイスティング形状のずんぐりとしたタイプのほうが、最初から親しみやすい印象がある一方。真にバンクらしいフレーバーは今回使用している創吉テイスティンググラスのような、距離と懐の深さのあるタイプのほうが引き出せるなと感じます。
もちろんそれは先述の癖とも引き換えではあるのですが・・・この辺が好みに合う人なら、もう一つ上の評価になるかなと。

このボトルはウイスキー仲間のHPさんからの強奪品(笑)
最近バンクを勉強しなおそうとしている自分ですが飲み比べにと持ってきてくださいました。
今回テイスティングしたハーフサイズであれば、まだ楽天市場でも販売されており、フルボトルあたりの価格は現行品と大差ないため、普段飲みでどちらを使うかは好みで選んで良いと思います。