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BOWMORE 
Aged 18 years
2015-2016's
700ml 43%

グラス:サントリーテイスティング
量:30ml
場所:BAR飲み
時期:開封後半年程度ラストショット
評価:★★★★★(5)

香り:柔らかい香り立ち。燻ったようなスモーキーさ。アーシーでピーティー。フルーツジュースの甘いアロマにグレープフルーツピールと麦芽のほろ苦さ。少しゴムのような香り、いい意味で雑味のあるアロマ。 

味:スムーズで柔らかくオイリーな口当たり。淡いヨード香、パッションフルーツや熟したグレープフルーツ。粘土、塩水のコクを感じた後でフローラルなパフュームが開く。
余韻はピーティーでスモーキー。土っぽいほろ苦さ、口の奥に揺蕩うパフュームが蓄積していく。

先日ブログのコメントで、「現行品のボウモア18年は逆算すると1997年前後の原酒が主体だと思うのですが、味はどうでしょうか」というコメントをいただき、自分も気になっていたので飲んできました。
場所はサントリー直営とも言える日比谷BAR、今年に入って入荷開栓したという、お墨付きの近年ロットです。

ご存知の方も多いと思いますが、ボウモアは12年が前のラベルから脱パフュームして今に至るのに対し、18年はラベルチェンジ後も長きにわたって1980年代のパフューム時代の原酒が使われている困ったちゃん。
最近はボウモアの1990年代の原酒枯渇が聞こえ、1980年代なんて某ボトラーからとんでもない価格でリリースされている状況ですから、良い加減にオフィシャル18年も脱パフュームしたんじゃないかと思ったのですが・・・一時期よりはだいぶ薄くなったものの、この味は頑なに守り続けていたワケです。

構成としてはシェリー系とバーボン系の原酒をうまくブレンドして加水してある感じで、基本的には1990年代らしく燻したようなピーティーさに、ダシっぽいオイリーさとグレープフルーツ系の要素も感じる構成。加水ながらフレーバーのコシがしっかりある中で、スムーズで柔らかく引っ掛かりのない口当たりとバランスの良さにオフィシャルとして完成度の高さも感じます。
ただ、後半にかけて存在感を強くする例のアレ。全体的には1990年代が主体という中で、少量そうした原酒が使われているのでしょう。
最初はギリギリイケるかと思いましたが、1杯飲みきる頃にはだいぶ。。。しかし気にならない人であれば、美味しく楽しめるボトルだと思います。
仮にこのクオリティで脱パフュームしたら★6〜7は硬いか。あと1-2年後くらいのロットでまた試してみたいですね。