カテゴリ:
SPRINGBANK
Cadenhead's White Label
Distilled 1977
Sherry Cask #345
700ml 54.5%

グラス:木村硝子 古酒
量:30ml
場所:個人宅(Whisky Linkイベント)
時期:開封直後
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:香ばしい香り立ち、焙煎した麦芽風味、カステラの茶色い部分、徐々に乾いた牧草、植物系の風味が立ってくる。

味:粘性のあるパワフルな口当たり、麦芽糖に若干の草っぽさ、そこからクッキー、アーモンド、ドライオレンジ、香ばしい甘みが盛り上がってくる。
余韻は淡いサルファリーさ、スパイシーで麦芽風味が際立つ。

ケイデンヘッドからリリースされたスプリングバンク。
同社から通称"黒ケイデン"としてリリースされていたダンピーボトル、1990年代中頃からリリースされたオーセンティックコレクションシリーズの通称"グリーンケイデン"。時期的にその間である1990年前後に数ヶ月のみリリースされていた、そのラベルの見た目から通称"白ケイデン"と呼ばれるシリーズからの1本です。

非常に雰囲気のあるラベルのなのですが、ボトリング年数や熟成年数、そして樽の記載がなく。特に樽を明らかにしないところは、同時期のダッシー・クリストファーカナンや、グリーンケイデンにも引き継がれている、ケイデンヘッドの伝統のようなものだなぁと感じます。
とりあえず流通時期から逆算して、熟成期間は15年前後といったところでしょうか。

今回のボトルは、リフィルシェリー樽がが使用されているようで、シェリー系のニュアンスに加えて、香ばしさにも通じている淡い硫黄感のある味わい。その他のフレーバーは酒質由来のところが程よい樽感とマッチして、往年の複雑でフルーティーなバンク・・・とはいきませんが、強い麦感などの片鱗は味わえると思います。

ちなみに、今回のイベントでは大変珍しく、白ケイデンのスプリングバンク、1977、1978の2種類が揃いました。
ウイスキー仲間の2名のTさんからの、それぞれの持ち込みです。
1978のほうが梅っぽい酸味にシェリー系のニュアンスが豊富で、ボトル毎のキャラクターの違いが面白かったですね。