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年明けから体調不良が続いたり、仕事も忙しかったりですっかり忘れてしまっていた、我が家のミニ樽。
先日「樽の状況はどうですか?」とコメントいただいて、そういえば最近様子を見てなかったなと思い出し、押入れの奥から引っ張り出してきました。
これから夏になって気温が上がり、エンジェルシェアが多く、樽感も強くなるでしょうから、様子を見るにはちょうど良いタイミングです。

これまでの流れをご存じない方は以下の記事をご覧ください。
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/cat_877767.html

ざっくり書くと、約5年間使い古したアメリカンホワイトオークのウイスキーカスク(5リットル)に、
・秩父モルトドリーム2012(2年) 62% ノンピート
・ハイランドパーク1995(5年) 62% 
・ハイランドパーク1996(10年) 60% 
・マッカラン1995(5年) 60% 
など、熟成感は淡いが適度に荒さが取れたモルトを加え、追加熟成をしているもの。

ウイスキーと樽の関係は切っても切れないもので、樽由来のフレーバーや熟成の進み方などは非常に勉強になることが多いです。
また、ちょうど息子が産まれた年に詰めたので、その成長を見ながら楽しんでいるのもあります。

 

今回の状況ですが、エンジェルズシェアとしては昨年12月の総重量8.5kgから8.1kgで、400ml発生しています。
昨年、1月から6月ぐらいまでは100mlくらいしか変化が無かったのに、今年は大きいですね。天候、雨量などの差か、あるいは今年は暖房をつけていることが多かったので、その差もあるかもしれません。
ちなみに昨年の7~11月は800mlのエンジェルズシェアがあったため、今年もそれだけ発生するとなると・・・いよいよ樽の中のウイスキーは3000mlを下回ることになります。やはり冷温な熟成庫ではない場所で貯蔵しているため、エンジェルズシェアは相当多いですね。

 

色については熟成開始時点の右側から比較してずいぶん濃くなりました、ただ、5ヶ月前との比較ではそこまで変わってないように見えます。去年もそんな感じだったので、またこの夏で濃くなっていくんでしょう。
味のほうは甘酸っぱさが強く、レモンキャンディーのよう。若いなりに面白さがある構成です。
若さを感じるフレーバーは当然ありますが、それ以上にバッテッドモルトらしい複雑さ、多層感があり、ニューポッティーさはだいぶ目立たなくなりました。ボディと度数の強い原酒を選んでいるため、樽感もちゃんと受け止めています。
ただ余韻のドライさが強くなりつつあり、この辺はミニ樽だけに材質の影響が強く出る、いくら使い古しと言っても仕方ないのかなと感じるところ。


そうえいば最近リカマンから「俺のシングルバレル」という1リットル、2リットルのミニ樽が発売され、即完売した模様。My樽熟成こそ男の浪漫、確かにわかりますよ、ロマンです。きっと多くの方が買われた樽で試行錯誤をすることになると思うのですが、その時に自分の書いた記事が役に立てば幸いです。