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SPRINGBANK
Aged 12 Years
Cambeltown Single Malt
"D"
1970's
750ml 46%

グラス:木村硝子 古酒
量:30ml以上
場所:個人宅(Whisky linkイベント)
時期:開封後半年程度
暫定評価:★★★★★★(6-7)

香り:ドライな木香と植物感のある香り立ち、フラワリーで華やか。時間経過で濃い麦芽風味が開いてくる。

味:まろやかな口当たり、香り同様の植物っぽさと麦芽風味、ドライアップル、後半にかけて塩気が強く出てくる。余韻はブリニーで微かに乾いた稾、オレンジのような柑橘系のニュアンスもある。 


不思議な表記のある不思議なスプリングバンク。この"D"の一文字って何なんでしょう。
ラベルも不思議なら中身も不思議で、妙な華やかさというか、若干の植物感と合わせて、フラワリーな香味が意外なほど主体的。ハイランドっぽいというか、ちょっとバンクらしくないなーと思うのですが、余韻にかけては塩気が出てきて、あぁ、やっぱりバンクなのかと安心するのです。

現行品のスプリングバンクもロット差があるようですが、この頃のスプリングバンクはかなりロット差、ボトル差が強い蒸留所であるように思います。
美味しいけれどいまいちピンとこないボトルもあれば、とんでもなく素晴らしいボトルもある。ボトリング設備の影響なのか、蒸留所が苦しい時代だったので、色々安定しなかっただけか・・・
しかしこの不安定さが逆に、個性という点で探し出す面白さ、一期一会の魅力に繋がっているようにも感じます。

このボトルはWhisky linkのタケモトさん所有ボトル。昨年末にも1度飲ませていただいたもの。
その時よりもさらに香りが開いて、フラワリーな要素が強くなったように感じます。
ホント、この蒸留所は面白いですね。