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BRUICHLADDICH
Bere Barley 2008
Unpeated Islay Single Malt
700ml 50%

【ブラインドテイスティング(TWD)】
地域:ハイランド
年数:10年未満
度数:55%程度
樽:バッティング

グラス:創吉テイスティング
量:30ml程度
場所:Bar Ambrosia
時期:比較的直近
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:白ワインのような酸味を伴う麦芽香、クッキーの甘さ、リンゴや洋梨を思わせる白いフルーティーさに、ほのかにピーティーなニュアンスも感じられる。

味:ドライアプリコットや梅っぽい酸味、濃い麦芽風味とライチのようなフルーティーさ。余韻はドライでオーク材の乾いたエッジとほのかなピートフレーバー。スパイシーで長く続く。

ブルイックラディからリリースされた、古代種の麦芽品種(ベア)で仕込まれたノンピートスタイルのシングルモルトです。
ピートの使い方にアイラ島での麦の生産、2回蒸留のみならず4回蒸留、様々な樽の使い分けまで、本当にブルイックラディはいろいろなことをやってますね。(所有企業が変わったので、今後はどうなるか分かりませんが。)

テイスティングでは、熟成期間の短さゆえかアイラっぽさはあまり感じなかったこと。ノンピートスタイルでありながら、ほのかなピートフレーバーが感じられたことが印象的でした。
麦芽系の風味が強く淡いピートフレーバーから、古典的なハイランドスタイル(北ハイランド系)を予想したのですが、バッチリやられてしまいました(笑)。

古代品種による酒質への影響については、ここ最近リリースされたグレンモーレンジやアランなどと同様に、ボディのある麦感が印象的。樽や蒸留方法の違いかフルーティーさは異なるものの、麦芽品種が原酒そのものに与える影響は無視できないのだなと改めて感じました。
約7年と若い熟成期間でありながら、多層的なニュアンスが感じられ、同時にテイスティングした他のメンバーも、多彩な風味だったり、コクのあるボディーだったり、古代品種由来と思われる要素を評価していました。

今の時点ではまだまだ粗さの残るボトルをですが、古代種原酒のバッティングに加水ハイプルーフというスペックは、後20年くらい瓶熟させて飲むと面白いことになりそうです。