カテゴリ:
NIKKA WHISKY
YOICHI
Aged 10 Years
Distilled 2001
Bottled 2011
750ml 56% 

グラス:サントリーテイスティング
量:ハーフショット強
場所:BAR飲み
時期:不明
暫定評価:★★★★★★(5-6)

香り:焦げた麦とグラッシーな香味のあるエステリーな香り立ち。ハイトーンでな甘み、ハーブのニュアンスもある。

味:スパイシーでエステリーな口当たり、香ばしい麦芽風味、淡いピートフレーバー、蜂蜜シロップのような甘みも感じる。ボディは厚くフレーバーに濃さがあるがやや単調。余韻はドライでエステリー、ドライアップルの華やかさ、香ばしい風味が長く残る。

ニッカが1年間のうちに複数回実施しているマイウイスキー作り、その10年目を迎えて払い出されたボトルの1本。2001年のイベントで詰められ、2011年にボトリングされています。

当時はまだ業界関係者などを中心にイベントが展開されており、確か本格的に一般募集が始まったのは2002年ごろだったと記憶しています。
また、2000年頃まではリフィルバーボンホグス樽が使われていたものの、2001年にベストオブベストで新樽の余市が世界一を取ったためか、あるいは新樽のほうが品質が安定しやすかったためか、2002年頃から新樽貯蔵にシフト。そう考えるとこの2000年から2002年ごろはマイウイスキーに大きな変化があった年といえます。
今回のボトルはというと、樽感や度数などから新樽系ではなくリチャーを控えめに仕上げたリフィルバーボンホグスでは無いかなと。また、スモーキーさ、ピーティーさも控えめで樽材由来のエステリーなフレーバーをメインに感じます。

自分は2009年にマイウイスキーに参加しており、ボトリングまであと3年半となりました。あの当時からウイスキーは好きで6年間ひたすら飲んできたわけですが、その気持ちは今も変わっていません。
マイウイスキーのボトルは一人決められた本数まで8000円程度で購入することが可能とされており、勿論上限いっぱいまで購入する予定。余市好きな自分としては、ボトリングが今から楽しみです。