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BENRIACH 
Aged 36 Years 
Distilled 1976 
Bottled 2013 
Bottle No, 1 of 195 
Cask type Sherry Hogshead #731 
Selected for The Whisky Fair 
700ml 49.3% 
 
グラス:グレンケアン
量:30ml程度+小瓶
場所:BAR(個人イベント)
時期:不明
暫定評価:★★★★★★★(7)

香り:しっかりと濃さがあるが、嫌味の少ないシェリーとオーク香。甘栗、ドライアプリコット、桃缶。乾燥させた麦芽、ママレードジャムのような上品な苦味。多層的なフルーティーさがシェリーとマッチして高貴な印象。

味:スパイシーでウッディー、強めのオーク感とともに口の中に広がるフルーティーさ。黄桃の缶詰、レモンピールの砂糖漬け、徐々に濃い目の紅茶を思わせるタンニンとフルーツの皮のほろ苦さ。ほのかに土っぽさとケミカルなニュアンスもある。
余韻は樽由来の苦味とスパイスの名残り、トロピカルなフレーバーを感じた後であっさりと消えていく。

 
ドイツウイスキーフェア向けのベンリアック。日本への流通もあったウイスキーエージェンシーの1976が同じスペックですが、エージェンシーの方がシェリー感が濃く、今回のボトルの方がバランスが良い印象です。
1976年蒸留あたりまでのベンリアックは、バーボン樽だろうがシェリー樽だろうが、樽の風味の裏側から広がる華やかでフルーティーな香味が特徴的。桃やトロピカルフレーバーとも例えられるそのフルーツ感は、昨今樽感主体のモルトが多い中で、「あぁこういうのってホント少なくなったな」と懐かしい気持ちになります。
 
今回のボトルはトップでシェリー香を感じ、そこからフルーティー、ほろ苦い香味へと繋がっていく、旨いモルトに仕上がっています。特に味の中間では、黄桃の缶詰を思わせる甘さと品の良い香味が開いたと思うと、葡萄の皮のような苦味がそれを引き締めていきます。

味とは関係ないものの、こと今回のボトルで注目すべきはそのボトリングナンバー。
「これ、開けて良かったんですか」と思わず2度見した1番ボトル。今まで数多くのウイスキーを飲んできましたが、1番を飲んだのははじめてです。
通常この手のボトリングナンバー1はボトリング関係者が持つもので、なぜここに流れてきたのか、中身以上に気になってしまいました。
 
本ボトルはウイスキー仲間のS兄さんのイベントにて頂きました。奥さんと一緒にどうぞと頂いた小瓶分を先日テイスティングしたので、コメントを残させていただきます!