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TALISKER  
57 North
700ml 57%  
 
【ブラインドテイスティング】
地域:アイランド
年数:15年程度
度数:46%
樽:オフィシャルバッティング
 
グラス:創吉テイスティング
量:30ml程度
場所:BAR(TWDイベント)
時期:開封時期不明
暫定評価:★★★★★(5)
 
香り:アーモンドを思わせる香ばしさと乾いた草や土っぽさを伴う内陸系のピート香。
徐々に焦げた木のような苦みとほのかにメープルシロップの甘み、梅っぽい酸味も若干感じられる。グラスにはクレゾールを思わせる消毒臭が残る。
 
味:粘性がありシロップのような甘味とスパイシーな口当たり。徐々にアプリコット、クルミや甘栗、焦げた木を思わせる香ばしさと苦みから、余韻は黒土を思わせるピートフレーバー。スモーキーで最後までスパイシー。



タリスカーのオフィシャルラインナップの一つ。バリバリの現行品。
同蒸留所が北緯57%に位置することにちなんで、度数57%とハイプルーフでボトリングされています。
使用されている樽は100%アメリカンオークのリフィル樽で、バーボンだったり、シェリーだったり、色々使われているのだと思いますが、リフィルという割には木材系の主張が強く感じられる香味に仕上がっています。熟成年数はノンエイジですが、価格等から考えると10年程度でしょう。

このボトルは先日のTWDでテイスティング。
自分のテイスティングを見直すと度数でやらかしてますが、実は蒸留所の絞り込みとしてタリスカー以外にレダイグのがよぎっていたので、そこに引っ張られてしまった感があります。
冷静に飲みなおしてみると57%とまではいかずとも、50%はあると感じるアタックの強さでした。ここが判断できてればアイランド、高度数、オフィシャルで銘柄指定まで辿り着いたかもしれませんが、ちょっとした思い込みに流されるのは、修行が足りませんね。
とはいえ、アイラではない島っぽさ、特に荒々しさを売りとする個性は十分感じられるボトルだと思います。

自分はそもそも、この粗い酸味と若さの残る風味があまり好きではなく、評価は辛め。しかしTWDメンバーのテイスティングでは、自分を除く平均スコアは3.5と中々好評。香り、バランス、複雑さ、熟成感等も平均以上に感じられるという評価でした。 
タリスカーは18年などの値上げもしてませんし(そのうちするんでしょうけど)、ラインナップも豊富でオフィシャルが面白いですね。
 
余談ですが、つい先日ちょうどタリスカー・ノースの旧ボトルを飲んでいました。
旧ボトルは麦芽とスモーキーさが主体的で、現行品はより粗々しい個性や樽感が強くなったように感じます。
今回のテイスティングは図らずも非常に良いタイミングで、その違いがよくわかりました。