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GLENFARCLAS 
Single Sherry Cask Selection 
Aged 30 Years 
Distilled 1970 
Bottled 2000 
Cask No,2017 
700ml 51% 
 
グラス:サントリーテイスティング
量:ハーフショット
場所:BAR飲み(IAN)
開封時期:不明
暫定評価:★★★★★★★(7ー8)
 
味:甘く上品な酸味を伴う濃厚な香り立ち。黒砂糖、レーズン、リンゴのカラメル煮。微かなヒネ感と柔らかいスモーキーさ。奥には藁のような植物感と、ベリーを思わせるアロマもある。

味:とろりとした濃厚な口当たり、フルボディでリッチ。黒砂糖、焦がしたカラメル、ほのかなベリー。後半に向けてオールドシェリーの艶のある甘味が開いてくる。
余韻はウッディーなタンニンが染み込むとともに、華やかな甘さが長く続く。

文句なしに美味いファークラス。そして安定のドイツ向け。カスク違いで2016もあるみたいですね。シェリー感の質も良く、ベリーを漂わせる風味はえも言えぬ陶酔感を感じます。
ほんと2000年頃にリリースされた長熟シングルモルトは良いものが多いです。10数年間の瓶熟がもたらす効果ももちろんあるんでしょうけど、今のシェリーカスクとはベースにあるものの違いを感じます。
後、ドイツ向けのボトルも良いものが多いんですよね・・・それこそちょっと前までは日本向けボトリンクなんてのもあったし、ジャパニーズウイスキーに関しては地の利があるので一概にドイツ万歳(世界一ィイイイ!)とは言えませんが、こういうの飲むと良いなーと。
 
さて、このボトルについてはあまり語れることがないので、以下雑談。
先日のイベントでも言われたのが、「くりりんさんシェリー樽苦手なんですか?」ということ。すいません、この手のお言葉はよくいただきます。
そして決して苦手ではなく、むしろ好きです。ただシェリー樽の風味といってもえぐいものからフルーティーなもの、果ては硫黄という副産物まで様々なタイプがある中で、ストライクゾーンが狭いのだと思います。

そんな狭いストライクゾーンでもズバっと決まってくるのが、今回のようなボトル。
「当たり前だろ理想が高すぎる」というお言葉、ごもっともでございます。
今じゃこの手のフレーバーを出すようなボトルは本当に少なくなってしまいましたが、シェリー樽製造のイノベーションで簡単に味付けができるようになって、今回のようなボトルがガンガン出てくるようになったらいいなあと思うばかりです。