カテゴリ:
MORTLACH 
Adelphi Selection 
Aged 26 Years 
Distilled 1987 
Bottled 2014 
700ml 58.4% 
 
グラス:創吉SK2
量:30ml強
場所:自宅
時期:開封1か月程度
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:華やかなオーク香、アプリコットやパイナップルのドライフルーツに色の濃い蜂蜜を思わせる甘さ。底支えには麦芽香、パンの白い部分、ハイプルーフらしいアルコールの刺激と少し粉っぽさもある。

味:香り同様にオーキーなフルーティーさと麦芽風味。ドライパイナップル、ママレード、カステラ、徐々にウッディーな渋みを感じる。
余韻は甘くドライでリンゴのカラメル煮を思わせるオーキーさ、スパイシーで長く続く。


ラベルが見にくいことでお馴染み、アデルフィーのモートラック。
同蒸留所の2.81回という特殊な蒸留回数についての話は、以前の投稿でも紹介しているので省略します。

ではそのハウススタイルはというと、自分くらいの時期に飲み始めた人や、その前から飲んでいる人にとってはシェリーの印象が強い蒸留所だと思います。
ただ、最近のリリースはシェリーといっても今回のようなリフィルであったり、バーボン系のリリースも増えてきました。
個人的にそれは大いにウェルカム。っていうか中途半端なモートラックのシェリー(キングスバリーの1989とかさぁ)に、期待を裏切られたりして若干食傷気味な過去があることから、シェリー系ではないフルーティーなモートラックに魅力を感じてしまうのかもしれません。

去年発売したオフィシャルにもあるような、オーク系のフルーティーな風味はここ最近のトレンドでもあり、自分からすれば安心して飲める1本。モートラックは樽感を除くと癖の少ない厚めの麦芽風味で飲みごたえのある酒質ですから、オーキーな樽感とも相性は良いようで、今回のボトルからもその傾向が色濃く感じられます。
こういうタイプのボトルは、10年後、20年後くらいに飲むと化けてそうな予感も感じます。
 
このボトルは我が家のセミナールームで開催したTWDのフリーテイスティング時に頂きました。
持参頂きましたリーダーのTさん、美味しいモートラック、ありがとうございます!