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BOWMORE 
FES ISLE 2006 
Aged 6 years 
Distilled 1999 
Bottled 2006 
Cask type Freash Bourbon
700ml 57.4% 

使用グラス:グレンケアン
テイスティング量:ハーフショット
場所:BAR飲み(エクリプス)
開封時期:抜栓後1年程度経過
暫定評価:★★★★★★(6)

香り:ツンとした刺激からメンソール、シトラス、ハーブ、爽やかでドライな香り立ち。奥には微かな塩素、海のニュアンスと乾いた木、オーク系のフルーティーさ。後述する味に比べて香りはフレッシュで中性的。

味:ねっとりとした口当たりから短熟らしく粗めのテクスチャー。直後に広がる黄色いドライフルーツは、パッションフルーツやパイナップル、そしてグレープフルーツの綿を思わせるほろ苦さと、灰っぽいピーティーさに繋がる。
後半は乾いた木や植物系のえぐみを感じた後、オイリーで長い余韻。


久々に出会った、懐かしいアイラフェス2006ボトル。飲んだのは2~3年ぶりくらいで、確認もかねてテイスティングです。
ボウモアの1999ビンテージは、ダシっぽさやボディの厚みは劣るものの、ことフルーティーさだけでいったら当たり年とされる1993に勝るとも劣らないと感じており、その1年前の1998年蒸留と合わせて期待を裏切らないボトルが多くリリースされています。

そのリリースの中で異色も異色だったのが、今回のアイラフェス限定の6年熟成。(といってもこの当時は1993がアタリなんてのは殆ど広まってなく、1960年代がまだまだ飲めた時代。1999なぞ眼中に無いスペックで、あくまで自分が出会った時点での話に過ぎませんがw)
若いモルトを飲むことは、酒質由来、樽由来、熟成の過程で得られた香味の整理をするのに非常に良い教材であるわけですが、このボウモアからは若さゆえの荒さは少々ありますが、淡い樽感にオイリーで癖のない素直な酒質と熟成年数から想定する以上のしっかりとしたフルーティーさ。熟成を続けることで洗練され、樽由来の香味と合わさってさらに良くなっていくんだろうなと感じる味わいです。
他方で少々植物っぽいえぐみというか、所謂紙っぽさも多少感じる部分があり、自分はあまり気にならないのですが、2000年代蒸留ボウモアのライトなフレーバーに繋がる系譜も感じられます。

なお、このボトルは神田のエクリプスさんのバックバーで見つけて注文しました。同店にはダイナソーシリーズもそろっており、飲み比べをするのも楽しいと思います。