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ABERLOUR
Whisk-e Snow flakes
Aged 25 years
Distilled 1989
Bottled 2015
Cask type Hogshead
700ml 52.8%
評価:★★★★★☆(5)
香り:乳酸系の酸味を伴う麦芽香、硬さのある青い洋ナシ、樽感はプレーンで多少のえぐみとニューポッティーさ、ドライでスパイスも伴う。ストレートだと熟成感は乏しいが、加水すると華やかでバランスが良くなる。
味:香り同様に25年ほどの熟成感を感じないニューポット系の酸味に、麦芽風味、リンゴ、薄めた蜂蜜、ほのかにオークフレーバー。口当たりはエッジが鋭く余韻はドライで乾いた木のえぐみとメンソールを伴う。
ストレートだと中間はそれほど広がるわけではないが、香り同様加水するとバランスが良くなり、クリーミーな舌触りも感じられる。
ウイスクイーの新シリーズ、2015年の3~4月頃にリリースされていた1本。
雪の結晶はその環境で形を変える、ウイスキーも同様になんたらかんたらというのがラベルコンセプトなボトルで、「ウイスクイーが絶対の自信を持っておくる!」などとぶち上げられていたわけですが、まあモノとしては普通な出来だと思います。
樽はホグスヘッドとのことですが、25年にしてはあまり熟成感が出ていないところを見るとリフィルシェリーホグスヘッドではないかと。この手の傾向が好きな方はそのままでも良いですが、加水の伸びは良かったので、ストレートで少量飲んだ後は残りを加水して飲んでいくと、無理なく最後まで楽しめるように思います。
アベラワーはアブナック等シェリー系の印象が強く、こうしてナチュラルな部分を味わえるボトルは、ボトラーズならではの楽しみとも言えるかもしれません。
このボトルは池袋のBAR Ambrosiaさんでいただきました。
アンブロシアさんの訪問記事も書こうと準備しているのですが、ちょっと時間が経ってしまったので先にボトルだけUPします。
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