カテゴリ:

春の訪れより少し早く開花した山桜の花は、その後ブームという熱気で春も初夏も咲き続け、夏の暑さにも負けず残暑の中で狂い咲き。冬の訪れを感じる晩秋を迎えるにあたり、いよいよ散り際を迎えたかと思った矢先、海外への植樹が決まったようです。

・・・。
桜の話ではありません。ウイスキーの話です。

笹の川酒造がリリースするジャパニーズウイスキー山桜。
海外でのジャパニーズウイスキーブームの熱気を受け、海外のコレクターを中心に高い注目を集めています。
いよいよここで海外展開が始まるようです。


Yamazakura
Aged 16 years
Japanese blended whisky
700ml 40%
ご参考(1):http://www.thespiritsbusiness.com/2015/10/yamazakura-japanese-whisky-debuts-in-london/
ご参考(2):http://www.nonjatta.com/2015/10/Yamazakura.html

モルト原酒はバーボンカスクに16年間熟成させたのち、笹の川得意のタンク貯蔵を経て、再びバーボンカスクで短期間の熟成を経て"原酒を起こした"もの。
グレーンはコーン80%とモルト20%の原料比率を採用。質が気になるところですが、もちろん笹の川では作れないので北の大地のほうから出てるのかなぁ。

Nonjatta掲載の情報では1992本のボトリング(スピリッツビジネス掲載の情報では1192本)で、度数40%の加水ボトリング。トーストしたパンに、ココナッツ、イチジク、洋ナシ、およびカンゾウのフレーバー。
ヨーロッパなどを中心にリリースされるようです。
気になるお値段は130ユーロ・・・って、15年ピュアモルトが5000円だったことを考えると、輸送コストと関税でかなり乗ってるのか、単に強気なだけか。


それにしても相変わらずラベルのセンスが良いですね。
これで色も濃かったら完璧、コレクターに加えて中華層のハートも鷲掴み。
日本で咲かせた大輪の花、海外でも満開となるか。

個人的にはかつてのキャンベルタウン的なことにならないことを祈っていますが、さはさりとて、今後蒸留の再開計画もある笹の川酒造のさらなる躍進に期待しています。