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先日武蔵屋さん経由でお知らせのあった、GMことゴードン&マクファイル社の価格改定(値上げ)の一報。 
2015年10月1日以降受注分に関して、大幅値上げとなるそうです。 
友人にどの程度の規模と値上げなのか、確認してきました。

まぁ今に始まったことじゃないんですけどね、GMの値上げは。
為替関連もあって、告知なしでじわじわ値上げがされていたのが、ここでどかっと来るようです。
つーか何度目でしょうか。



値上げ幅が大きいのはGMCCことコニッサーズチョイス。
JIS保有全在庫のうち7割以上が最低10%UP確定、最大で2倍以上になる商品も結構あるそうです。 
スペイバーン1989-2013が、改定前10962円から、改定後22140円ってなんと無慈悲な・・・。
GMCCは短熟でそこそこ楽しめるものが5000円以内で買えるなど良心的だったんですが、ついに絶滅へ。

また、コニッサーズチョイスだけでなくGM製品全般も値上げ対象です。
例えば去年の11月には7000円前後だったリンクウッド15年。
知らぬ間に9000円に値上がっていたのですが、10月1日からは10600円に(汗)。
シェリーの適度に効いた良いボトルだったんですけどね・・・。
(ロットが変わって味が落ちたという評判もあるのですが 。)
現在10万オーバーまで高まってしまった60年代ロングモーンやスペイモルトなんて、いったいどこまで行くのやら。

GMといえば、ほんの3年くらい前まではオフィシャルよりも安く、30年クラスの長期熟成がバンバン出ていたボトラーズの一つでした。
私が飲み始めた時ですら、ストラスアイラ30年やロングモーン30年が1万円前後。それもバッティング加水で安定してリリースされるという、ボトラーズとしては脅威の在庫量。
冷静に考えるとこれはとんでもないことです。オフィシャルでもやれないようなことを、ボトラーズがやっていたワケですから。


しかし物事に永遠は無いんですね。 
今回の値上げは新規リリースだけではなく、既存在庫も対象となります。
今後のリリースが急激に値上がってしまうことになるため、現状があたりまえとなるよう今から全ての在庫を値上げしてしまうんでしょう。

背景にあるのは原酒不足。
ウイスキー消費量の増加が、蒸留所側の余裕を奪い、結果ボトラーズに原酒が回らなくなる。 
状況の厳しさは理解出来ますが・・・これは酒屋もBARもみんな厳しい。
安く長期熟成を飲みたければGM。そんな時代は・・・もう20~30年は来ないのかもしれません。