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ラフロイグから・・・ついに18年終売の一報が出てしまいました。
噂レベルでは結構前から囁かれていて、出荷制限の話も聞こえていたボトル。このニュースが出たのは先週の9月10日のこと。
先日の記事でオススメした直後にこれでは、ますます今飲んでおくべきウイスキーになってしまいました。
個人的に推しているボトルだけに残念です。何本か買いためないとなぁ・・・。


Beam Suntory confirms Laphroaig 18-year-old withdrawal as stocks run dry(9/10 Just drinks)
http://www.just-drinks.com/news/beam-suntory-confirms-laphroaig-18-year-old-withdrawal-as-stocks-run-dry_id118110.aspx

18年が現在の在庫限りで出荷終了となるその背後で、免税限定品の16年発売のニュースもありました。(というかニュースでは2015年9月から発売となっているので、もうリアルタイムで進んでいるのかもしれません。)


・Anniversary expression of Laphroaig launched (The Drinks Report 2015/9/8)
http://www.thedrinksreport.com/news/2015/16228-anniversary-expression-of-laphroaig-launched.html

16年の仕様は48.4% 350ml 45ユーロ。1ユーロ135円として約6000円。
ヨーロッパ等の免税店のウイスキーの相場を考えると、普通にアリだなと思う設定。
またフルボトル換算12000円は、そのまま日本に平行品が入るなら現18年の正規価格とそう変わらない値段なのもの救いです。
あとは"a limited-edition created to celebrate the 200th anniversary of the Islay distillery(蒸留所200周年を記念して限定製造された。)"と読めるのが気がかりで、つまり定番品ではないんじゃないかという疑惑が微レ存どころかかなり・・・。

18年が無くなると、ラフロイグの通常販売ラインナップでエイジングモノは10年のみになります。その他ラインナップは仕様説明の中では「何年間くらい熟成させた原酒を~」という記述はありますが、ここでも進むノンエイジ化。
ライフロイグ、お前もか…。

今年は200周年で15年、21年、そして32年と驚愕の限定リリースを繰り返したラフロイグ。
その行き着く先に通常販売品縮小、まるで何処かのヒゲのウイスキーメーカーを見るようです。


願わくば、この偉大な蒸留所の未来が明るいことを。