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既にご存知の方も多いと思いますが、9月1日に限定発売される余市ヘビリーピーテッドと宮城峡シェリーカスクについて、いよいよアサヒビールから公式発表がありました。 

7月29日ニュースリリース
『シングルモルト余市 ヘビリーピーテッド』
『シングルモルト宮城峡 シェリーカスク』
~各3,000本限定発売のシングルモルト2アイテムを新発売~
http://www.asahibeer.co.jp/news/2015/0729.html

20150729asahinikka

余市へビリーピーテッドと、宮城峡シェリーカスクのレビューは以下に簡易版をまとめてあります。(9/2更新)


同日に新発売する「余市」「宮城峡」のそれぞれの個性をより強調した商品。
『シングルモルト余市 ヘビリーピーテッド』は、土や植物からなる泥炭を乾燥させたピートを燻したモルトでつくられる"ヘビーピートモルト原酒"のみを厳選してヴァッティングしたシングルモルトウイスキーで、余市の潮風を思わせる力強いピートの香りとフルーティーで香ばしい甘い香り、ピートの深い味わいと厚みのあるコクが特長。
『シングルモルト宮城峡 シェリーカスク』は、シェリー樽を使って熟成させた"シェリー樽熟成原酒"のみを厳選してヴァッティングしたシングルモルトウイスキーで、深みのあるリッチなシェリー樽の香りとレーズンのような甘い香り、麦芽の香ばしさとふくらみのある味わいが特長。
どちらも700ml、度数は48%で価格は12000円とのこと。
(※上記ニュースリリースから要約、引用。)


この限定品に関する情報は、実際は余市・宮城峡のニューリリース情報とほぼ同時に届いていました。
アサヒさんはいつ頃発表するのかなーとウォッチしていましたが、先日都内で先行テイスティング会を開催されていましたし、ぼちぼちかと思っていたら予想通り公開されました。
既に確保に動いている方もいらっしゃるようですし、今後ますます競争が激しくなりそうです。

私はテイスティング会に参加していませんが、参加者から話を聞く限りでは、余市ヘビリーピーテッドは熟成感のある余市のフルーティーな味わいにピートがしっかり感じられる。
宮城峡シェリーカスクは、サルファリーで現行品12年に硫黄感とシェリー感を濃くしたような味とのことで、どちらも個性が際立っているだけあって、好みが分かれそうです。

宮城峡に関してはシェリーカスクと言う名前だけでアレだろうなーという印象があったのですが、感想を聞く限りでは予想通りのようです。余市は蒸留所で売られていたピーティー&ソルティーが良い出来でしたし、今回のヘビリーピーテッドも熟成感があってフルーティーということですから、これは期待できそうです。実際良かったという感想もありました。
9月1日の新発売を心待ちにしたいと思います。


さて、9月1日の新発売としては、大幅リニューアルでラインナップが刷新された、シングルモルト余市、宮城峡も大注目です。こちらについては運よくサンプルを入手することが出来ましたので、追ってテイスティングコメントをUPする予定です。
原酒としては8~16年のバッティングだということなのですが・・・今から楽しみです。


(8月2日更新)
シングルモルト余市(45%) 先行試飲サンプル テイスティング記事は以下。
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1035737486.html

シングルモルト宮城峡(45%) 先行試飲サンプル テイスティング記事は以下。
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1035892652.html