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先週の土日は2日間運動づくし。土曜は自転車、日曜は野球。
厳しい暑さどころか「危険な暑さ」と言われている中です。

正直、11時から14時まで(球場までの自転車での移動時間を含めると10時から15時)の最も暑い時間、ろくに風も吹かないピーカンの河川敷は死ぬかと思いました。
野球も良いですが、同じ暑いなら自分は自転車のほうが好きなんですよね。自転車だと例え39度のとろけそうな日でもどこまでも行こうって気分になれます。
ここのところは好天に恵まれて毎週そんなシチュエーション。今日の更新は走ってきたコースの紹介です。


【奥多摩周回コース】
起点:JR青梅駅
終点:JR青梅駅
距離:88km
獲得標高:1379m
消費カロリー:1500~2000kcal
スタート:13時30分
ゴール18時00分

都内にあって東京じゃない空気を感じる事が出来るコースです。
何気に観光スポットや補給ポイントも多く、温泉まであって観光がてらのポタリングも可。バイクでツーリングされる方も多いですね。
このコースは時計回りで回るか、反時計回りで回るかで多少趣は変わりますが、トータルでキツイのは反時計回りで、どちらの周回でも難所は奥多摩周回道路(風張峠)でしょう。その他にも二ツ塚峠、吉野街道の登り(反時計回り時のみ)もあって、手軽に標高を稼げるコースです(笑)。


なんてわかっているかのように書いてますけど、奥多摩湖から先のコースを走ったのは今回が初めてでした。
どこか山のほうにいきたいな、でもガチで登るコースに耐えれるほど体が戻ってないから、難易度の低いところが良い。
周回出来て青梅に戻ってこれるから、距離的にも丁度良いな。風張峠は檜原村側から登ると厳しいけど、奥多摩湖側からならそれほど登らないだろ~。
なんて勘違いもあって気軽な気持ちでコースを設定しました。これで後に地獄を見ることになるのです。
そもそも風張峠が「奥多摩ヒルクライムコース」だったことなんて・・・すっかり忘れていたんですよね。

奥多摩ヒルクライム
http://triathlon-lumina.com/triathlon/entryform/2015072601.html

青梅駅まで輪行し、自転車を組み立てたらまずは奥多摩湖を目指して吉野街道を走ります。
吉野街道は多摩川と並走する奥多摩方面へのルート、登り具合は緩やかなのでサクサク進み、青梅から1時間で無事に奥多摩湖に到着。
奥多摩湖畔で小休止したら周回道路に入り、風張峠を目指して湖畔を走ります。
吉野街道も悪くないですが、こちらもなかなかの開放感。秋にもう一度来たい。



で、難所となる風張峠です。
上述のとおりこの峠道がどれくらいの斜度と距離か、認識せずに登りはじめました。
実際の風張峠(奥多摩湖半側)は距離12kmに平均9%近い斜度。うん、全然難易度低くないよねこれ。

流石にこのレベルの峠道で足を着くほど衰えてはいないものの、終わりの見えない坂道に後半はほぼイキかけました。
登り切った後の景色は最高、この達成感が登りの魅力の一つ。
1年ぶりくらいにヒルクライムをしましたが、やっぱい良いモンですね。体力が戻ったらまたチャレンジしたいです。



風張峠を登り切ると、後半は檜原街道で五日市へ向かう1本道。
吉野街道も似たような感じですが、それ以上に「ホントに東京か」という深い山の中の一本道が気持ち良い。ロードバイクはこういう場所を走る為にあるんだと思うくらい。
ちなみにこのコースのラストは、武蔵五日市から青梅駅に戻るルートに二ツ塚峠という4kmくらいの登りが待っておりまして。普通はどうってことない坂道なんですけどね、終盤にこれはキツイですよ。
誰だこんなコース走ろうって思ったのは、って俺だよ。地味に交通量も多くヒイヒイ言いながら登り切ってゴールへ。
鈍った体に刺激を入れる、良いライドになりました。
山を走ったら次は海。次の更新は時系列的に逆ですが、海方面のコースをUPしたいと思います。


余談:自転車やマラソンなどで長時間体を動かす場合、走りながら栄養補給を行うワケですが、それに関する面白い記事があったので紹介します。

ツール・ド・フランスを走る選手の食事を体験してみたら大変なことになったムービー
http://gigazine.net/news/20150726-tour-de-france-menu/

※ちなみに今回のコースをツールと比較すると、1級山岳1つ、3~4級山岳2つ。山岳ステージとするにはもう一つくらい1級か超級山岳がほしいですし、平地ステージなら距離も延長したいところです。
率先して走りたくはないですけど(笑)