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先日久しぶりにアラサイドに顔を出した際に飲んだ一杯。
結構満腹だったのでIPAは除外。いつものギネスでもなく、珍しくよなよななんて頼んでみたのですが、なんとも中途半端な感じで・・・やっぱ食後はウイスキー!ってことで目についたボトルを注文。

グレンフィディックはボトラーズからのリリースは少なく、オフィシャルスタンダードはいわゆる入門向けという印象。さらに長期熟成やオールドはパフューム・・・パっとしない上に地雷もある。
どう見ても良いイメージは持っていませんでしたが、最近は安定したリリースに加え、ピーテッドと相性が良いなど、見直すことが多い蒸留所でもありました。

GLENFIDDICH
Cask Collection
Vintage Cask
"A Peaty single malt"
700ml 40%

評価:★★★★★★(6)

香り:オーク系の華やかな麦芽香、パン生地の甘さとヨードなどの無い内陸系のスモーキーさ。微かに土のような香りもある。

味:柔らかい口当たりで香り同様に麦芽、バニラ、オーク系のフルーティーさもあるが度数の関係か緩く感じる。徐々に焦げたピートの苦みが感じられ、煙は鼻腔に抜けていく。
フィニッシュはピーティーでドライ、オーキーで柔らかくスモーキー。

出来れば46%、50%仕様を飲んでみたい…と思ってしまいました。

2013年に発表されたグレンフィディックの新シリーズ、免税店向け限定品。日本市場に平行で入ってきていたようです。
このCask Collectionは、"Select"、"Reserve"、"Vintage"の3種類がリリースされています。
ちょうど海外出張が多かった時期で、 空港免税店で見かけた記憶があります。
値段も40~70ユーロとそう高いものではなく、買って買えない事も無かったのですが・・・度数が40%でフィディックだしなーと敬遠していました。しかしこうして飲んで見るとなかなか完成度の高いウイスキーです
若さを感じず、スモーキーさも比較的自然に感じられるのが好印象。単に内陸系のピーティーさが好みなだけかもしれませんが、オフィシャル18年などもピーティーですが、多少えぐみがあったように記憶しています。
グレンフィディックは一部製品にシェリーの熟成方法であるソレラシステムを使用しており、今回の3種類もソレラシステムにより熟成されているそうです。ノンエイジであるため幅広い原酒が使われていると思いますが、若さをあまり感じないのは同熟成方法の関係で、原酒同士の馴染みがいいからかもしれません。

原酒の構成はヨーロピアンオーク樽とバーボン(アメリカンホワイトオーク)樽、それをスモールバッチのオーク樽でマリッジ。コメントのとおり結構オーク系のフルーツやバニラ感があったので、バーボンオンリーかと思ってました。
恐らくスモールバッチでのマリッジが効いているのでしょう。
なお、ピーテッドである理由は、創業当時の味わいを再現する意味もあるそうです。

メーカーサイトの同製品のページは以下。
http://www.glenfiddich.com/collection/cask-collection/vintage-cask/