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実家帰省にあたり、新幹線移動の友として持って行った山崎12年180mlボトル。
まぁ隣りがお子様だったので飲む雰囲気でもなく、実家には実家で酒があるしで飲み残し。
折角なんでテイスティングでもまとめておこうと思います。
 
SUNTORY
YAMAZAKI
Aged 12 years
43% 700ml
 
評価:★★★★★★(6)

"華やかな乾いた木の香り、蜂蜜、オレンジピール、青い植物質なアロマも感じられる。
口当たりは甘く徐々にドライ。サトウキビを連想する木や植物質な香味を伴う甘さ、後半はシェリーの甘さとミズナラの香味が顔を出す。フレーバーには存在感があり全体的には良くも悪くも複雑。
フィニッシュはドライ、口の中を引き締める程よいタンニンと微かなスモーキーさ、樽の香りが長く残る。"

サントリー山崎蒸留所の看板商品。響12年を終売にしたのも、全ては山崎12年の原酒を確保するためという話で、サントリーがここだけは守りたいと考えている、まさに販売戦略の要な1本。
原酒不足は死活問題で、非常に苦労して生産を続けているそうです。
こうした影響からか、久しぶりに購入した山崎はちょっと前に比べてシェリーやミズナラの比率が落ちたのか、重みのある香味より華やかな味わいが主体で感じられました。 

以前"ウイスキー業界のほんこれな話"でも書きましたが、2015年マイナス12年は2003年、時はまさにウイスキー市場どん底の時代。とこれな話"でも書きましたが、2015年マイナス12年は2003年、時はまさにウイスキー市場どん底の時代。
生産量も相当絞っていたため、まさかその十数年後にこんなブームがくるとは思わなかったわけです。

また、最近は中国などの海外観光客が購入されていくだけでなく、宿泊先のホテルのBARからの引き合いも相当多いとのこと。
酒屋にホテル関係者が研修に来て、どのウイスキーが売れ筋か聞いていったり、山崎12年、18年はとにかく入荷したら教えてくれと、むしろ○日までに1本入れてくれとかすごいオファーなんだそう。
原酒量もさることながら生産能力の限界もあって品薄はしばらく続きそうです。
 
余談ですが、サントリーの蒸留所に行くと響や山崎の構成原酒のテイスティングが出来ます。
これは個別に飲んでも美味しいんですし勉強になりますが、構成原酒を使って自分でブレンドをしてみると「あぁ、山崎の味ってこういうことか」と、既製品の中にある個性が更にわかりやすく感じられてオススメです。