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明日5月9日の世界不思議発見はウイスキー特集、スコットランド(アイラ)と余市だそうです。
そういえば去年、仕事の関係でふしぎ発見のロケに立ち会って、最終的にセットでポーズまで決めさせてもらったんだっけ。いやー懐かしい。

参照:世界ふしぎ発見 5月9日放送分
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/next/p_1.html

記事のほうは、ロケが行われたボウモアからオフィシャルボトルを1本。最近見なくなったなと思ったら終売だったボウモア・カスクストレングス。

BOWMORE
CASK STRENGTH
1.0Liter 56%
IMG_2085
評価:★★★★★(5)

"薬膳を思わせる甘くクセのある香り、かすかな火薬、ピート。アルコール感はトゲトゲしている。
口当たりはリッチで熟したグレープフルーツや魚介の出汁を思わせるボウモアフレーバー、奥から微かにパフューム。
フィニッシュはピーティーでスモーキー、やや単調な構成だがかつてのボウモアの面影もあるボトル。"

14年以上の熟成の原酒を使った、ボウモアのカスクストレングスエディション。
2010年ごろに買われたボトルと記憶していますが、微かなパフュームがあるあたり、14年以上の原酒も含まれていると考えられます。
このボトルは最近、日本市場からひっそりと消えましたが、あまり騒がれなかった感があるのはおそらくテンペストや各種ボトラーズなど、代わりとなる高評価なハイプルーフボトルがあったからでしょう。
シェリー樽熟成原酒のキャラクターもあり、決して悪いボトルじゃありませんが、パフューム好きな方から見れば力不足だし、そうでない方々から見れば旧世代の原酒を引きずるボトルとも見れ・・・やや中途半端ではありましたね。

明日の世界不思議発見では、島内観光だけでなくボウモア蒸留所で蒸留行程の特集もあるようです。
ピート採掘、フロアモルティング、海に面した熟成庫・・・ウイスキーフリークなら知ってるネタばかりですが、どんなクイズが出るんでしょうか。


「それでは、ここで、クエッション!」
「ボウモアで1970年代から1990年代初頭まで特徴としてあったパフューム香。このラベンダーやレモン石鹸を思わせる香味はどうして得られたのか、お答えください」

世界不思議発見

「正解は、CMの後で!」

って、あるわけないですよねww