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一昨日はアラサイドの周年で寝オチ寸前まで追い込み、昨夜は昨夜で先輩からの誘いで関連会社のお偉方との飲み会。
どうせ飲むならウイスキーを飲んで肝臓を痛めつけたいんですが、そうも行かずひたすらボトルで入った安焼酎の水割りです。別に彼らと飲んだからって何になるわけでもないんだけど、あーなんで断らなかったんだろう、まさに覆水盆に帰らず。

そんなわけで帰ってきてから癒し系の1杯が飲みたくなりました。
まぁこういうときはブレンデットですね。

SUNTORY WHISKY
2000
MILLENNIUM
Aged 15 years

評価:★★★★★(5)

甘く華やかな香り立ち、蜂蜜入りの紅茶、麦芽、クッキーの香ばしさ、品の良い熟成香にウッディネス。徐々にバニラクリームのようなグレーンの甘さもある。
口当たりはまろやかで、うっすらとカラメル、かりんとうや穀物の甘さ、木香、微かにドライアプリコット、油絵の具のようなクセ。後半はスモーキーさも感じられる。"

2000年ブームに乗せて限定発売された、ミレニアムシリーズのブレンデットのほう。ブレンドらしい複雑さと多層的な香味がある1本に仕上がっています。
現行品と比較するなら響17年に近い重厚感、ローヤルよりもモルティーで、気兼ねなく飲める普段飲み用。
香りが良く、味はマイルド。多分大多数の酒飲みがおいしく飲める味わいで、実際に会社の飲み会で使って好評でした。
山崎パンチョンや白州の爽やかなモルトを利かせた印象もあり、シェリーやミズナラの重厚&甘口系と合わせてバランスの取れた仕上がり。グレーンは結構感じられるので、4割くらい入っていそうです。

ほんの1年前はオークションで送料込み3000円くらいで買えましたが、最近は某国方面からの買い付けの関係か、2~3倍くらいの値段になってしまいました。
元値と構成原酒の価値を考えたら、ようやく評価されたという見方も出来るかもしれませんが、それはそれで複雑な気持ちになれます。

サントリープレスリリースのボトル詳細は以下を参照。
http://www.suntory.co.jp/news/1999/7482/7482.html#1

それにしてもまぁ、なんというか、このボトルデザインはどうにかならなかったのか(笑)。