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スコットランド旅行から帰ってきたウイスキー仲間から、アードベッグ蒸留所の200周年記念ボトル(蒸留所先行販売)、パーペチュームを飲ませてもらいました。
ウイスキーのサンプル交換が縁で色々繋がりが増えており、うれしい限りです。
このボトルに限らず、色々サンプルをもらっているのですが、MHDの件を優先した結果UPが遅れていました。
 
ARDBEG  "PERPETUUM"
BICENTENARY COMMITTEE RELEASE
Distillery Release
700ml 49.2%
アードベック200周年記念
評価:★★★★★★(6)
 
"燻した麦芽にレモンピールを思わせる、スモーキーさと酸味、苦味を感じるアロマ。消毒液、乳酸系の若い香りもある。
口当たりは度数を感じさせないスムーズさがあり、乾燥した麦芽、アーモンド、微かな土っぽさ。そこから徐々にスパイス、ピーティーでスモーキーさが際立ってくる。
フィニッシュは蜂蜜レモンにピート、乾燥させた魚介、ビターで香ばしく、口に含む毎に積み重なっていくような長い余韻。
少量加水すると香りはよりシャープになるが、味は蜂蜜やモルティーな甘みが強く感じられるようになり、全体的にバランスが向上する。"
 
 
このボトルを飲むにあたり、ノーマルなアードベックTENも久々に飲んでおきました。
同系統にあるボトルという印象でしたが、200周年のこのボトルのほうが引き出しが多く、アードベック蒸留所のキャラクターを充分に楽しむことが出来ます。
香りからすると若さが感じられるものの、味はスムーズでそこからフレーバーが広がる点や、特にこの少量加水後のノビは評価ポイントです。
また、この口当たりのスムーズさというか柔らかさは、アードベック全盛期のひとつとして知られる1970年代の特徴を思わせる要素でもあります。

樽はプレーンオークだと思いますが、てっきりシェリー系を使ってくるのだと思っていました。
結構な本数、出すつもりなんでしょうか。これもまた美味しいアイラモルトです。
Wさん、ありがとうございました!

ちなみに、販売開始はアードベックデーの・・・(うわまて何をする)・・・。
お値段は意外と良心的な設定(禁則事項のためこれ以上は)がされており、味からすれば相応って感じです。


販売開始や価格については情報が公開されましたので、以下も参照ください。(5/18)

リリースされた一般市場向け。飲んできました。(6/2追記)
購入はどうするかな…(´Д` )
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1029422498.html