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まだまだ続きます、MHDニューリリースのご紹介(笑)
決してMHDの回し者ではないんですが、ウチにあるボトルはちょい古からオールドボトルが圧倒的多数なので、ニューリリースも混ぜていかないとバランスが取れないんですよね。
というわけで今回は、高い人気を誇るラガヴーリンのカスクストレングスです。
前回のテイスティング会では通関が間に合わず飲めませんでしたが、その後キッチリ補習をしにいってきました。
 
LAGAVULIN
Aged 12 Years
LIMITED EDTION
BOTTLED IN 2014
54.4% 700ml

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暫定評価:★★★★★(5)

"トゲトゲした香り、力強いピート香とヨードがあり、。松ヤニや乾いた草、微かに乳酸系の酸味もある。
口当たりはオイリーで、一瞬柔らかくクセのない塩水のコクが感じられるが、すぐにパワフルで荒さのある松の樹皮やピートフレーバーが出てくる。
鼻抜けはスモーキーさが強く、少し焦げたような樽香に、ドライなフィニッシュ。海辺に生える松を連想する香り。
少量加水すると全体的にある荒さ、パワーは穏やかになって飲みやすくなるが、ラガヴーリンらしさを楽しむなら、まずはストレートで楽しみたい。"
 

グラスに注いだ瞬間、その色の薄さに驚きました。
ラガ12年のカスクはだいたいそんなに色は強く出ませんが、2014年ボトリングは特に色が薄い。
ほぼ透明とも言えるところで、熟成感はどうかと不安になりますが、ニューポットっぽさは感じず、それ相応に熟成していることが伺えます。
樽はリフィルアメリカンオークとのことですが、2回目のホグスヘッドでしょうか。樽感はあまり主張しません。

他方で、12年の熟成を経てもなお力強く、荒さのあるフレーバーは、ある意味でアイラモルトらしい個性を感じさせてくれます。特に近年の傾向でもあるエステリーなフルーツ系に走ってないところも、好み次第では好印象ではないかというところ。
「卓越したスペシャルリリースのまさに入門編」としてPRされていますが、飲み手は選ぶと思います。

感情抜きにいくつかのラガヴーリンのリリースと比べると、今年の12年はもう一歩ほしいですね。