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時々無性に飲みたくなる、トマーティンの1976年蒸留。

ケンタッキーか、って感じですが、飲んだら分かる独特な個性、ケミカルフレーバー。
一時期まとまってリリースがあった中で、価格お手ごろなこのボトルを大人買いして現在に至ります。

Impressive Cask
TOMATIN
1976-2012
Aged 35 years

評価:★★★★★★(6)

"コニャックを思わせる濃い甘み、杏やリンゴのカラメル煮、黄桃の缶詰、

フルーティーな甘酸っぱさに薬のシロップ、かすかにエスニックなスパイスも感じる。 

フィニッシュは程よいウッディネスとケミカルなトロピカルフルーツ。フルーティーでビター。長く続く。"


インプレッシブのトマーティンは樽が強いのですが、こいつは開封2年弱で樽感は程よいレベルに。フルーツ感は口開けほど感じられなくなりましたが、まとまりは良くなった印象で、そろそろ飲みきってやらにゃなりなりません。

トマーティンは、たとえばOMCの70や、どこからか出ていた65を飲むとフルーツ感の質が年代で異なっており、1976から数年間現れているフルーツ感の特徴は、少し浮ついた、オイルを含んだような豊富なフルーツ感。シェリー樽との組み合わせは、濃厚な甘さでコニャックを思わせる飲み口でもあります。
その由来は、蒸留所の改装工事と時期的にリンクしており、そこで新設、交換されたモノが一時的に出していたのかなと。

メカニズムが解明されているならば、ぜひ今後もこういったボトルを出していってほしいと期待しましたが、近年のトマーティンからはすっぱり消えて、個性という意味ではだいぶ乏しくなりました。
ブレンドには使いやすいのかな。