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過去にイベントで飲んだボトルのご紹介。

グレンモーレンジのビックビンテージ1960年代、その中でも傑作と名高い1本です。
このボトルは日本橋のIANにて。イベント時のご厚意でちょっとスゴイ価格で飲ませて貰いました。

Glenmorangie 1963
22 yearas old
Oloroso finish
750ml 43%

評価:★★★★★★★★(8)

"とろりと甘い蜂蜜入り紅茶のようなアロマ、果実香は熟したオレンジのよう。
プレーンでクセが無く、透明感を感じる良い意味で単調な香り立ち。
口当たりは樽由来の熟成香から、シェリー、アプリコット、紅茶、乾煎りした麦芽、
フィニッシュはあっさりとした上質な和菓子のような甘さが長く残る。"

個人的にモーレンジの60年代でベストはカローデンの戦いですが、このボトルも侮れません。
モーレンジの酒質はそもそもクリアというか、余計な主張が少ないため、シェリーと合わせると純粋に使った樽のレベルがモロで反映されていく印象があります。
そのためか、シェリー樽熟成のカローデンしかり、150周年記念然りは非常に評価が高いところ。

このボトルは1年間のシェリー樽フィニッシュで、一見してシェリー感は薄いようにも思いますが、まるで上質な紅茶を思わせる透明感のあるシェリー感に仕上がっており、高い完成度、バランスを堪能させてくれます。

現行品は現行品で評価すべきポイントがあります。
実際グレンモーレンジの現行品や近年リリースには光るモノがあるわけですが、それはそれとしてオールドの名品と呼ばれるものには、それ相応の魅力が備わっているのだと教えてくれるボトルの1本です。