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富山の酒屋(イケメン)からサンプルとして貰った1本。
今年の1月、FBに投稿したものをテイスティング部分以外リメイクして再投稿です。


アバフェルディ
1994-2014、56.9%
CASK No,6978 (蒸留所限定)



評価:★★★★★★★(7)

"香りはベリージャムのような甘さと酸味があり、
味は適度なウッディネスとリンゴのカラメル煮のような、深みのある甘さ。
余韻に嫌みは無く、濃いシェリー感が長く続く。"


現行品1990年代蒸留のシェリー樽熟成としては突出した完成度、
60年代70年代のシェリー感を連想させる出来栄えです。
その辺のウッディーで果実味もへったくれもない、某蒸留所が霞みます。
こう言うのがガンガン、カスクでも加水でも出てくれたら…。

アバフェルディは通常品こそあまり印象にありませんが、
限定品やカスクモノは光り輝くボトルが結構あります。
シェリー樽受難の時代においてこのレベルの原酒を持っているというのは、
今後に期待が持てる1本でした。

そういえば結婚祝いに仲間から貰ったボトルで、同スペックの蒸留所限定品がありました。
今から開けるのが楽しみです!