【謎】もしもしウイスキーの中身について JP.Moshi-Moshi whisky
数年前から「もしもしウイスキー」なるものが、ひっそりと、特に海外向けに展開されていました。
いくつかのサイトでは分析、調査記事もUPされています。
当時は結構良いお値段だったんですが、それが最近になって国内に安く流通したため、再びこの「もしもしウイスキー」が話題になっていました。
怪しさたっぷりなオフィシャルサイトは以下。
JP MOSHIMOSHI
http://www.jpmoshi-moshi.com/#!japanese-home/c139i
もう名前からして違和感バリバリ、さらにホームページ開いてなんだこりゃと。
どこから突っ込んで良いか分からないレベルなんですが、まず設立時期が1872年? 当時の作り方を守り続けるってもうね、アホかと、バカかと。山崎の操業(1923年)よりはるか前に、どうやってウイスキーを作っていたのか問いたい、問い詰めたい。
いくつかのサイトでは分析、調査記事もUPされています。
当時は結構良いお値段だったんですが、それが最近になって国内に安く流通したため、再びこの「もしもしウイスキー」が話題になっていました。
怪しさたっぷりなオフィシャルサイトは以下。
JP MOSHIMOSHI
http://www.jpmoshi-moshi.com/#!japanese-home/c139i
もう名前からして違和感バリバリ、さらにホームページ開いてなんだこりゃと。
どこから突っ込んで良いか分からないレベルなんですが、まず設立時期が1872年? 当時の作り方を守り続けるってもうね、アホかと、バカかと。山崎の操業(1923年)よりはるか前に、どうやってウイスキーを作っていたのか問いたい、問い詰めたい。
これが事実なら竹鶴政孝が渡英する約50年前に、極東の島国日本にウイスキー蒸留の技術があったことになります。 マッサンの熱意と苦労は一体なんだったのか。
蒸留所関連風景と思しき写真群は、これまた後述する長野県にあるという蒸留所とは無関係で、下手なホテルのビュッフェのよう。西に東に、なんとも統一感のない。
まったく関係の無い写真、歴史を無視した資料の数々に、怪しさを通り過ごして逆に購買意欲をそそられるほどです。
商品は以下で記述するノーマルなタイプ以外に、75年もの、62年ものもごく少量存在しているようで、彼らの記載を信じれば、もしもしウイスキーは100年以上頑なに蒸留とブレンドのレシピを守り続けているメーカーってもういい加減にしろと(笑)
いやまて、確かに日本のウイスキーは1923年から山崎で始まったわけだけれど、その前からイミテーションとしては色々な動きがあったのも事実。
なるほど、このもしもしウイスキーというのは、その当時イミテーションでウイスキーを造っていた長野県のメーカーが奇跡的に残っていて、現代にその当時買い付けた原酒、あるいは仕込んだなんだかよく分からない原酒(当時の日本ではウイスキーの原料を葡萄としていた専門書まであった)を展開しようとしているのだと、無理やり納得させて次に進みます。
だってほら、まじめに対応したら、ここだけで今日の更新終わっちゃうじゃない(汗)。
国会審議同様に、残り時間(残り体力)と相談しながら、大人の対応で色々まとめていけるからこそ、人は時に優しくなれるんだと思うのです。まぁ特に優しくなりたいわけでもないんですけど。
JP.Moshi-Moshi whisky
原材料:モルト、グレーン
アルコール分:40%
内容量:700ml
販売者:㈱ウィズワン
製造者:本坊酒造㈱信州マルス蒸留所
(写真引用:ちゃがたパーク楽天ショップ)
怪しい・・・とにかく怪しい・・・新手の中華系詐欺か?とまで昨今の事情を加味すれば疑ってしまうレベル。
上述のように、これまではネタで済んでいた話でしたが、最近楽天を含むウェブショップで販売されて、あまりの怪しさに逆に購買意欲が刺激され、楽天は売り切れに。
某所ではまだ買えるようですが、そもそもこれって中身はなんなのか。
ホームページを見る限りでは、日本の中部地方、長野県、つまりは本坊酒造(マルスウイスキー)を思わせる記述があり、上述の1872年はマルスの親元本坊酒造創業の年、商品の製造者表記もマルスなのですが…。
我々の不安を察知してか、本件に関してFB上でマルス蒸留所の竹平所長からコメントがありましたので、当ブログでも紹介します。
「もしもしウイスキーは、2013年に国内商社が輸出向け商品として企画し、マルスウイスキーが製造を請け負ったOEM商品です。酒質やボトルなどの資材、商品名等、全て商社様のオリジナルです。限定商品であったため、既に製造はしておらず、商品も完納しています。ウイスキーの酒質も商社様の指定でありますので、詳細の原酒タイプなどはお答え出来ません・・・」
とのこと。
また、物議を醸すもしもしウイスキーのサイトはご覧になられていなかったようで、今回初めて確認されて、少なからずショックを受けていたご様子。まぁそらそうですよね。これは・・・衝撃ですよ。
自分が生産側の関係者だったら、訴えてるレベルだと思います。
マルスウイスキーでOEMを受けた商品は上の写真の「サーベル社のプリントボトルで黄色いカートン箱の1種類のみ。」だそうです。つまり、そのOEM商品が、今回日本に入ってきているようですね。
マルス製原酒使用、もしもしウイスキー
http://www.jpmoshi-moshi.com/#!j-signature-whisky/c17qb
気になる中身は、竹内所長の「お答え出来ない」というコメントの通り、表向きには門外不出状態。 契約とか色々ありますからね。
しかも写真が15代将軍・徳川 慶喜のように見えるのですが、これも違和感をいっそう引き立てています。
蒸留所関連風景と思しき写真群は、これまた後述する長野県にあるという蒸留所とは無関係で、下手なホテルのビュッフェのよう。西に東に、なんとも統一感のない。
まったく関係の無い写真、歴史を無視した資料の数々に、怪しさを通り過ごして逆に購買意欲をそそられるほどです。
商品は以下で記述するノーマルなタイプ以外に、75年もの、62年ものもごく少量存在しているようで、彼らの記載を信じれば、もしもしウイスキーは100年以上頑なに蒸留とブレンドのレシピを守り続けているメーカーってもういい加減にしろと(笑)
いやまて、確かに日本のウイスキーは1923年から山崎で始まったわけだけれど、その前からイミテーションとしては色々な動きがあったのも事実。
なるほど、このもしもしウイスキーというのは、その当時イミテーションでウイスキーを造っていた長野県のメーカーが奇跡的に残っていて、現代にその当時買い付けた原酒、あるいは仕込んだなんだかよく分からない原酒(当時の日本ではウイスキーの原料を葡萄としていた専門書まであった)を展開しようとしているのだと、無理やり納得させて次に進みます。
だってほら、まじめに対応したら、ここだけで今日の更新終わっちゃうじゃない(汗)。
国会審議同様に、残り時間(残り体力)と相談しながら、大人の対応で色々まとめていけるからこそ、人は時に優しくなれるんだと思うのです。まぁ特に優しくなりたいわけでもないんですけど。
JP.Moshi-Moshi whisky
原材料:モルト、グレーン
アルコール分:40%
内容量:700ml
販売者:㈱ウィズワン
製造者:本坊酒造㈱信州マルス蒸留所
(写真引用:ちゃがたパーク楽天ショップ)
怪しい・・・とにかく怪しい・・・新手の中華系詐欺か?とまで昨今の事情を加味すれば疑ってしまうレベル。
上述のように、これまではネタで済んでいた話でしたが、最近楽天を含むウェブショップで販売されて、あまりの怪しさに逆に購買意欲が刺激され、楽天は売り切れに。
某所ではまだ買えるようですが、そもそもこれって中身はなんなのか。
ホームページを見る限りでは、日本の中部地方、長野県、つまりは本坊酒造(マルスウイスキー)を思わせる記述があり、上述の1872年はマルスの親元本坊酒造創業の年、商品の製造者表記もマルスなのですが…。
我々の不安を察知してか、本件に関してFB上でマルス蒸留所の竹平所長からコメントがありましたので、当ブログでも紹介します。
「もしもしウイスキーは、2013年に国内商社が輸出向け商品として企画し、マルスウイスキーが製造を請け負ったOEM商品です。酒質やボトルなどの資材、商品名等、全て商社様のオリジナルです。限定商品であったため、既に製造はしておらず、商品も完納しています。ウイスキーの酒質も商社様の指定でありますので、詳細の原酒タイプなどはお答え出来ません・・・」
とのこと。
また、物議を醸すもしもしウイスキーのサイトはご覧になられていなかったようで、今回初めて確認されて、少なからずショックを受けていたご様子。まぁそらそうですよね。これは・・・衝撃ですよ。
自分が生産側の関係者だったら、訴えてるレベルだと思います。
マルスウイスキーでOEMを受けた商品は上の写真の「サーベル社のプリントボトルで黄色いカートン箱の1種類のみ。」だそうです。つまり、そのOEM商品が、今回日本に入ってきているようですね。
まぁそれ以外、75年ものも、65年ものも、本当に商品が存在しているのかどうかも定かではないんですが。
マルス製原酒使用、もしもしウイスキー
http://www.jpmoshi-moshi.com/#!j-signature-whisky/c17qb
気になる中身は、竹内所長の「お答え出来ない」というコメントの通り、表向きには門外不出状態。 契約とか色々ありますからね。
実際舐めてきましたがこのまま評価するのは難しいっていうか、これで日本で一番とかアレっていうか、ホントお察しくださいです。
(くりりん暫定コメント)
香り:ドライなアルコール感。ビター、微かな麦芽香、ハーブ、木のえぐみ、驚くほど香りが立たない。焼酎のよう。
味:コクが薄く若さを感じる、口の中をチリチリとアルコールが刺激する。
薄いカラメル、麦芽、余韻はグレープフルーツピール、ビターでスパイシー。単調。
…お察しください(´Д` )
まあ私は関係者じゃありませんし、前情報もこの味も、いわゆる信州はマルスでブレンデットの・・・
(コンコン)
ん? 誰だこんな時間に・・・。
・・・
(あっ・・・んんっ!? バッ、バカやめろなにを・・・アーッ!!)
(あっ・・・んんっ!? バッ、バカやめろなにを・・・アーッ!!)