グレングラント21年 (1958-1979)

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前回に引き続き、出土したコメント第二段。
素晴らしすぎるグレングラントで、正統派グレングラント路線でベストです。

ラベル、中身とも状態が非常に良く、おかわりとお土産までいただいてしまいました(笑)

Glen Grant 21 years old
1958-1979  86Proof

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評価:★★★★★★★★★(9)

”当時主流のシェリー樽熟成、口当たりはベリーのような甘酸っぱさから、燻した麦感、
フィニッシュにかけて分厚いピートの層。ピートの出方は土、腐葉土、苔むした倒木の印象。
加水だがしっかりとしたボディがあり、妖艶で実に素晴らしい魅力にあふれたボトル。”


60年代、50年代、遡る毎に土っぽいピートのキャラクターが強くなってくると感じるのがグラントのスタイル。
このボトルも例に漏れず、そこに21年という適齢期とも言える熟成期間により、、
現在出回っている30年、40年Overの長期熟成よりも一層そのスタイルを強く感じます

ニコ生では「田舎っぽいですよね」なんて話てましたが、その田舎っぽさが良い、
今のモルトではまず楽しめない、一気に高まったモルトでした。

山崎シェリーカスク2012 48%

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去年昇天したボトル。
買ってから2年、濃厚なボトルだけあって中々長生きしましたw

その後2013がウイスキーバイブルで1位を獲得。
まぁウイスキーバイブル誌の評価というか、なんというか、色々突っ込みどころがある話でしたけど、
ブームとメディアの強力な後押しでずいぶん遠い存在になってしまった感のあるボトルです。
(もうちょっと買っておけばよかったw)

THE YAMAZAKI SHERRY CASK 48%
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評価:★★★★★★(6)

香り:濃厚な甘さを感じる香り。黒砂糖、黒蜜、胡麻ダレのかかった蕨餅。
少しざらつきがあり、時間と共にレーズンやプルーン、果実系の酸味も感じられる。
木の樹液やほのかにハーブのような香りもある。

味:濃厚だが口当たりは柔らかい。中間はややのっぺりとしているが、
酸味と渋み、苦味のバランスがよく、レーズン、ベリーチョコレート、黒蜜、コーヒーと
シェリー樽由来のフレーバーと甘さを楽しめる。余韻はオークと程よい苦味が長く残る。


近年蒸留近年詰めの山崎シェリーカスクそのものといって
いい味。
濃厚だが硫黄や木のえぐみは無く、プルーン、ぶどうの皮、胡麻餡のような和のテイストも。...
加水詰めであることもいい具合に作用しているようです。

Wの周年ボトルなど近年の山崎シェリーに共通するフレー
バーですが、
昨日投稿したカヴァランのソリストシェ
リーカスクとも同じフレーバーが感じられます。
サントリー側に聞いた話では、スペインにブレンダーを派遣して、
注文通り
のシェリーが詰められているか、樽の熟成具合はどうかをチェックしているという話。
シェリーの熟成期間は4年近く、これはマッカランが18ヶ月、ファークラスが5ヶ月から見れば、非常に長期であることが分かります。
(通常のソレラに使われているシェリー樽から見ればいずれも短期ではありますが。)

近年ものとしては悪くない出来、シガーと合わせてもGOODです。

グレンファークラス21年 for E.ジャッコーネ 51.5%

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昔のファイルを漁っていたら、ごっそりとテイスティングメモが出てきました。
実に今から1年数ヶ月前、2013年12月の忘年会のモノ。

多分Whisky linkに投稿しようとして準備していて、なんらかの影響で忘れてしまったものと思います。
あの頃は海外出張とか多かったし・・・、タケモトさん申し訳ない・・・。
せっかくなのでこちらで投稿しておこうと思います。懐かしいと言うか、グラスにも量にもこだわって、
がっつり深堀り出来た、財産とも言える本当に素晴らしい経験でした。


Glenfarclas 21 years old 
51.5%,  Pinerolo, selected for Edward Giaccone, rotation 1974
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評価:★★★★★★★★★★(10)

スムーズな口当たり、 フルーツ要素としては特筆するものはないかわりに、 基本の固まりのようなモルト。
丁寧にアクを取ったスープのようによどみのないシェリー樽由来の 甘さに、
ミドルから焙煎した麦感とピートが柔らかくもどっしりと広がって くる。
それらに嫌みが無く、深く、染みこむような、まさに滋味深い味。ファークラスらしい土っぽいピート香も健在。
リーデルソムリエグラスの相性も抜群で、 時間と共にどんどんと開くカスタードフレーバー。


1970年代流通ということで、1950年代蒸留は確定。
どうひいき目に見ても素晴らしいものは素晴らしい、
シェリー樽熟成によるファークラスがあるべき姿、 その完成形を見せてくれました。

サマバンク、ボウモアブーケと並び、 個人的にモルト史トップ5に入るボトルです。

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